特集 周産期のステロイド
臨床編:産科
出生前治療としてのステロイド
杉林 里佳
1
,
室本 仁
1
,
小澤 克典
1
,
和田 誠二
1
,
左合 治彦
1
SUGIBAYASHI Rika
1
,
MUROMOTO Jin
1
,
OZAWA Katsusuke
1
,
WADA Seiji
1
,
SAGO Haruhiko
1
1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター胎児診療科
pp.51-54
発行日 2022年1月10日
Published Date 2022/1/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000011
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はじめに
出生前治療として胎盤通過性のあるステロイドを母体に投与する治療法がある。適応疾患は限られており,また適応となる疾患の発生頻度はいずれも低く,大規模な研究がないためエビデンスレベルの高い治療はない。代表的な3疾患について述べる。
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