特集 周産期のステロイド
臨床編:産科
自己免疫疾患とステロイド療法
牧野 真太郎
1
MAKINO Shintaro
1
1順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科
pp.45-50
発行日 2022年1月10日
Published Date 2022/1/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000010
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はじめに
全身性エリテマトーデス(SLE),慢性関節リウマチ(RA),特発性血小板減少性紫斑病性(ITP)などは比較的若年の女性に好発するため,これらを合併した妊娠の頻度は低い。また,IgG型の自己抗体が胎児に移行するため,胎児への影響を念頭においた管理が必要となる。
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