特集 先天性囊胞性肺疾患診療ガイドライン
出生前治療
小澤 克典
1
,
室本 仁
1
,
杉林 里佳
1
,
和田 誠司
1
,
左合 治彦
1
Katsusuke Ozawa
1
,
Jin Muromoto
1
,
Rika Sugibayashi
1
,
Seiji Wada
1
,
Haruhiko Sago
1
1国立成育医療研究センター胎児診療科
pp.154-158
発行日 2022年2月25日
Published Date 2022/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000040
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はじめに
囊胞性肺疾患は8,300~35,000出生に1人の頻度で発生する先天性疾患である。囊胞性肺疾患の多くは出生後の外科的治療,もしくは無治療で予後良好であるが,サイズが大きい場合は胎児水腫や肺低形成を引き起こし,児の予後が悪化する。
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