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特集 胃癌内視鏡診断の最新ムーブメント―H. pylori陰性胃癌のすべて
[各論 H. pylori除菌後胃癌]
《TOPICS》H. pylori除菌後のサーベイランスEGDをどうするか
Endoscopic surveillance after H. pylori eradication
水野 元夫
1
,
武 進
2
,
石木 邦治
2
,
岡田 裕之
3
Motowo MIZUNO
1
,
Susumu TAKE
2
,
Kuniharu ISHIKI
2
,
Hiroyuki OKADA
3
1倉敷中央病院消化器内科
2日本鋼管福山病院内科
3岡山大学大学院医歯薬学総合研究科消化器・肝臓内科学
キーワード:
H. pylori
,
除菌後胃癌
,
内視鏡サーベイランス
Keyword:
H. pylori
,
除菌後胃癌
,
内視鏡サーベイランス
pp.219-222
発行日 2022年2月25日
Published Date 2022/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000046
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はじめに
筆者らは1995年に臨床研究としてHelicobacter pylori(H. pylori)の除菌治療をスタートし,2005年には除菌治療成功群では感染持続群に比べ除菌後の胃癌発生が少ないこと1),また2015年には,その胃癌予防効果は10年以上の長期にわたり持続していることを明らかにした2)。しかし除菌により胃癌リスクは低下するものの決して完全になくなるわけではなく,長期にわたって残存する。
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