特集 食物アレルギー-変わる常識と新たなクリニカルパール
診断・治療管理の実際 栄養食事指導の原則
高増 哲也
1
,
森 明日加
,
山田 天星
1神奈川県立こども医療センター アレルギー科
キーワード:
栄養評価
,
家族
,
過敏症-食品性
,
生活の質
,
栄養士
,
栄養指導
,
アレルゲン除去食
Keyword:
Nutrition Assessment
,
Food Hypersensitivity
,
Family
,
Quality of Life
,
Nutritionists
pp.907-910
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021247842
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<Key Points>(1)食物アレルギーの治療には、食物除去、食事療法、免疫療法があり、栄養食事指導が行われる。(2)栄養食事指導の原則は、(1)必要最小限の除去、(2)安全の確保、(3)栄養の評価、(4)患者家族のQOL維持の4点である。(3)管理栄養士による食物アレルギーの栄養食事指導は、9歳未満の小児に限り診療報酬が認められている。(4)食物アレルギーの診療では、管理栄養士がかかわるべきであるが、実際には十分にかかわれているとはいえない。
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