特集 食物アレルギー-変わる常識と新たなクリニカルパール
診断・治療管理の実際 栄養食事指導での工夫 栄養士の立場から
長谷川 実穂
1
1昭和大学病院 小児科
キーワード:
食品表示
,
過敏症-食品性
,
調理
,
乳児食
,
栄養指導
,
食物負荷試験
,
アレルゲン除去食
Keyword:
Infant Food
,
Food Hypersensitivity
,
Food Labeling
,
Cooking
pp.916-920
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021247844
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<Key Points>(1)食物アレルギーの栄養食事指導においては、食べることを目指す治療をしながら、生活でどのようなことができるかを患者家族が理解することが重要である。(2)発達段階に応じて、患児自身ができることも積極的に指導を行う。(3)生活に深くかかわる食物アレルギーの栄養食事指導は、知識を押しつけるのではなく患者家族が望む生活を送ることができるようにする。(4)情報源は、公的機関から出ているような、信頼のおけるものを根拠に、正しい情報であることの理解を促す。
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