特集 食物アレルギー-変わる常識と新たなクリニカルパール
診断・治療管理の実際 食物経口負荷試験と誘発症状への対応
高岡 有理
1
1大阪府立病院機構大阪はびきの医療センター 小児科
キーワード:
アナフィラキシー
,
Epinephrine
,
患者教育
,
過敏症-食品性
,
筋肉内注射
,
自己投与
,
リスク評価
,
食物負荷試験
Keyword:
Epinephrine
,
Injections, Intramuscular
,
Food Hypersensitivity
,
Risk Assessment
,
Patient Education as Topic
,
Self Administration
,
Anaphylaxis
pp.900-906
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021247841
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<Key Points>(1)OFCでは十分な問診や採血などの検査を参考にして事前のリスク評価を十分に行う。(2)負荷プロトコールは、負荷食品、負荷量、摂取間隔を工夫して過量投与にならないようにする。(3)誘発症状時は、悪化のサインを見逃さないようにしながら、症状の強さに応じて速やかに対応できるように体制を整える。(4)家庭でのアナフィラキシー時の対応指導にはアクションプランに基づいて具体的に説明する。
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