特集 子どものための食の安全
食品表示と子どもの食の安全 産地、アレルゲン、消費期限などの新たな食品表示ルールについて
池戸 重信
1
1宮城大学
キーワード:
Allergens
,
食品表示
,
過敏症-食品性
,
遺伝子組換え食品
,
食品の安全性
Keyword:
Food Hypersensitivity
,
Food Labeling
,
Allergens
,
Food, Genetically Modified
,
Food Safety
pp.1325-1327
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019354724
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<Key Points>(1)食品表示は、食品表示法の制定により新ルールが適用されるとともに、その役割として「食品を摂取する際の安全性の確保」と「自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保」が規定された。(2)新ルールにおいて、アレルゲンの原則個別表示、栄養成分表示や加工食品の原料原産地表示の義務化、「遺伝子組換えでない」表示の厳格化などが導入された。(3)食品表示制度が実効あるものにするには、ルールに関する正しい理解と知識を深めることが重要で、食育施策との連携が必要とされる。
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