高齢者の透析導入を再考する
老年症候群について ADL・IADL、サルコペニア、フレイル
伊丹 儀友
1
1日鋼記念病院 腎センター
キーワード:
血液透析
,
腎不全-慢性
,
日常生活活動
,
虚弱高齢者
,
筋肉減少症
,
慢性腎臓病
,
老年症候群
Keyword:
Activities of Daily Living
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Frail Elderly
,
Renal Insufficiency, Chronic
,
Sarcopenia
pp.15-22
発行日 2016年1月10日
Published Date 2016/1/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2016137496
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2013年末の慢性透析患者の平均年齢が67.2歳と,透析患者の半分近くが高齢者となってきた.高齢者は併発症を一つ以上持ち,老年症候群,サルコペニア,フレイルになりやすいとされる.透析医療者もそれらの病態を認識し,早期発見および治療に努め,高齢透析患者のQOLおよびADLを改善・維持する必要がある.
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