特集 IBD 関連大腸腫瘍の診断・治療update
Ⅳ.超拡大内視鏡による潰瘍性大腸炎関連大腸腫瘍の診断
工藤 進英
1
,
小形 典之
1
,
大塚 和朗
1
,
若村 邦彦
1
,
笹沼 靖子
1
,
森 悠一
1
,
三澤 将史
1
,
工藤 豊樹
1
,
林 武雅
1
,
石田 文生
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
潰瘍性大腸炎関連大腸腫瘍
,
超拡大内視鏡
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
潰瘍性大腸炎関連大腸腫瘍
,
超拡大内視鏡
pp.33-39
発行日 2018年1月20日
Published Date 2018/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000145
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潰瘍性大腸炎(UC)の長期経過例にdysplasia やcolitic cancer が高率に合併することはよく知られている.背景粘膜に炎症を伴うため,早期の内視鏡診断は容易ではない.近年,超拡大内視鏡(EC)による生体内での細胞レベルの観察が可能となり,UC 関連大腸腫瘍のEC 観察を経験している.今後,症例を重ねることで,EC 診断の精度が上がり,UC 関連大腸腫瘍の診断に寄与すると考える.
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