特集 大腸Ⅱc─革命のその後
Ⅳ.拡大内視鏡診断が大腸Ⅱc,陥凹型病変にもたらしたもの(3)AI,超拡大の立場から
三澤 将史
1
,
工藤 進英
1
,
森 悠一
1,2
,
中村 大樹
1
,
一政 克朗
1
,
若村 邦彦
1
,
宮地 英行
1
,
石田 文生
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
2Clinical Effectiveness Research Group, University of Oslo
キーワード:
陥凹型大腸癌
,
人工知能
,
超拡大内視鏡
,
大腸腫瘍
Keyword:
陥凹型大腸癌
,
人工知能
,
超拡大内視鏡
,
大腸腫瘍
pp.420-426
発行日 2021年12月20日
Published Date 2021/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000642
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超拡大内視鏡は生体内で細胞異型を評価することによって,きわめて高い精度で病理診断予測が可能な内視鏡である.腫瘍非腫瘍の鑑別だけではなく,深達度診断においても有用であり,生検病理診断に匹敵しうる.人工知能(AI)は近年のディープラーニングの登場とともに,徐々に臨床応用されつつある.現在本邦では複数のAIソフトウェアが承認され臨床使用され有用性が明らかになりつつある.本項では超拡大内視鏡とAIに焦点を当てて陥凹型早期大腸癌におけるこれまでの知見を紹介する.
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