特集 炎症性腸疾患の粘膜治癒を考える
Ⅱ.各論 (1)潰瘍性大腸炎の画像診断modality d.超拡大内視鏡
小形 典之
1
,
工藤 進英
1
,
前田 康晴
1
,
森 悠一
1
,
三澤 将史
1
,
大塚 和朗
1,2
,
笹沼 靖子
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
2東京医科歯科大学附属病院光学医療診療部
キーワード:
超拡大内視鏡
,
エンドサイト
,
潰瘍性大腸炎
,
組織学的寛解
,
AI
Keyword:
超拡大内視鏡
,
エンドサイト
,
潰瘍性大腸炎
,
組織学的寛解
,
AI
pp.336-341
発行日 2018年7月20日
Published Date 2018/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000216
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近年,潰瘍性大腸炎の治療目標として内視鏡的寛解より組織学的寛解が重要とされてきている.新しく開発された超拡大内視鏡は,生体内において細胞レベルの観察が可能となってきている.超拡大内視鏡である“Endocyto”による潰瘍性大腸炎の炎症評価の有用性について,いくつかの報告がすでになされている.本稿では,さらに当施設で研究を行っている“Endocyto”NBI を用いた人工知能による自動診断システムについても概説する.
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