特集 胆道ドレナージのすべて―適応・方法
1.総論(2)ドレナージカテーテル,ステントの種類と特徴
土岐 真朗
1
,
神林 孔明
1
,
野坂 岳志
1
,
落合 一成
1
,
権藤 興一
1
,
久松 理一
1
1杏林大学医学部消化器内科学
キーワード:
プラスチックステント(PS)
,
自己拡張型メタリックステント(SEMS)
,
胆道ドレナージ術
,
内瘻術
,
外瘻術
Keyword:
プラスチックステント(PS)
,
自己拡張型メタリックステント(SEMS)
,
胆道ドレナージ術
,
内瘻術
,
外瘻術
pp.1281-1299
発行日 2022年8月20日
Published Date 2022/8/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002354
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胆道ドレナージ術は,胆膵疾患において欠かせない手技であり,さまざまなルートから施行可能となっている.胆道ドレナージ術には内瘻術と外瘻術があり,それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで手技や製品を選択する必要がある.胆道ドレナージ用のデバイスは,プラスチックステント(PS)や自己拡張型メタリックステント(SEMS)が市販されている.PSでは素材,形状,口径,SEMSでは,braidedあるいはlaser cut type,coveredあるいはuncovered type,また形状や口径などの特徴を参考にし,症例に応じて,手技や多くの製品のなかから最適な製品を選択する必要がある.
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