特集 胆道ドレナージを極める
胆管ステント・ドレナージチューブの特性と使い分け
石井 達也
1
,
林 毅
,
豊永 啓翔
,
筑後 孝紀
,
那須野 央
,
金 俊文
,
高橋 邦幸
,
潟沼 朗生
1手稲渓仁会病院消化器病センター
キーワード:
プラスチック
,
機器のデザイン
,
ステント
,
胆管疾患
,
自己拡張型金属ステント
,
ドレナージチューブ
,
内視鏡的胆道ドレナージ
,
病態生理
Keyword:
Bile Duct Diseases
,
Self Expandable Metallic Stents
,
Stents
,
Plastics
,
Equipment Design
pp.474-487
発行日 2021年3月25日
Published Date 2021/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/J02312.2021179952
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
内視鏡的胆管ドレナージは、急性胆管炎や閉塞性黄疸の治療において欠かすことのできない手技である。外瘻である内視鏡的経鼻胆管ドレナージ(ENBD)と、内瘻である内視鏡的胆管ステント留置術(EBS)に大別される。EBSに用いるステントにはプラスチックステント(PS)と自己拡張型金属ステント(SEMS)がある。PS、SEMS、ENBDいずれもさまざまな種類があるが、特にSEMSでは編み込み方法やカバーの有無、形状によって特性が大きく異なる。ステント・チューブの特徴を十分理解し、患者背景や原疾患、狭窄部位などに応じて適切に使い分けることが重要である。本稿では、胆管ステントの種類・特性について紹介する。
Copyright© 2021 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.