特集 肝線維化ー診断を超えて
2 .肝線維化の非侵襲的評価法(3)MR エラストグラフィ
中島 淳
1
,
今城 健人
1
,
小林 貴
1
,
小川 祐二
1
,
結束 貴臣
1
,
本多 靖
1
,
米田 正人
1
,
斎藤 聡
1
1横浜市立大学肝胆膵消化器病学教室
キーワード:
エラストグラフィ
,
肝硬度
,
MRE
,
FibroScan(R)
Keyword:
エラストグラフィ
,
肝硬度
,
MRE
,
FibroScan(R)
pp.1605-1611
発行日 2018年11月20日
Published Date 2018/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000586
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近年,NAFLD 診療において肝臓の線維化を非侵襲的に定量するエラストグラフィの普及が進んでいる.MRI ベースのMR エラストグラフィ(MRE)は超音波ベースのFibroScan(R)(VCTE)に比べ線維化診断能の感度・特異度が高いが汎用性ではVCTE が勝っている.実臨床では各種エラストグラフィの長所短所,さらには肝硬度と病理学的線維化との対応などを熟知したうえでの使用が望まれる.
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