特集 肝臓病学の未来―ウイルス性肝炎から脂肪肝と肝がんの時代へ
NAFLD/NASH
診断のポイント①:各種検査,肝生検の位置づけ
米田 正人
1
,
今城 健人
1
,
小川 祐二
1
,
本多 靖
1
,
斉藤 聡
1
,
中島 淳
1
1横浜市立大学大学院医学研究科肝胆膵消化器病学
キーワード:
バイオマーカー
,
スコアリングシステム
,
エラストグラフィ
,
肝生検
Keyword:
バイオマーカー
,
スコアリングシステム
,
エラストグラフィ
,
肝生検
pp.1125-1128
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika123_1125
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Summary
▪肝内脂肪量,線維化程度は,NAFLD/NASHの診断のみならず治療方針の決定や治療効果の判定に最も重要な評価項目である.
▪非侵襲的なバイオマーカーやスコアリングシステム,エラストグラフィを活用して肝生検を行うべきNAFLD患者を拾い上げ,また臨床経過に応じて適時フォローアップを行うことが望まれる.
© Nankodo Co., Ltd., 2019