投稿論文 症例報告
大動脈瘤術後吻合部破綻による出血性ショックに対してベルモント🄬ラピッド・インフューザーを使用し救命できた1症例
大谷 温巳
1
,
小嶋 亜希子
,
今宿 康彦
,
北川 裕利
1滋賀医科大学 麻酔学講座
キーワード:
術中期
,
ショック-出血性
,
輸液療法
,
大動脈瘤-腹部
,
大動脈置換術
Keyword:
Shock, Hemorrhagic
,
Aortic Aneurysm, Abdominal
,
Intraoperative Period
pp.1108-1111
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2023009695
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大動脈瘤術後吻合部破綻による出血性ショックに対し,急速輸液装置であるベルモントラピッド・インフューザー(メディコノヴァス,横浜市,以下,RI)を用いて救命できた症例を経験した。RIは操作が簡便であるうえ,空気混入や回路内圧上昇を回避できる,安全性の高い急速輸液装置である。危機的出血に対し,RIは救命のための第一選択となりうる。
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