投稿論文 症例報告
メイズ手術において肺動脈カテーテルを損傷した1症例
隈元 泰輔
1
,
平岡 知江子
,
林 正清
,
中嶋 健
,
山本 達郎
1熊本大学医学部附属病院 麻酔科
キーワード:
三尖弁閉鎖不全症
,
心房細動
,
僧帽弁閉鎖不全症
,
Swan-Ganzカテーテル法
,
機器機能不全
,
カテーテルアブレーション
,
メイズ手術
Keyword:
Atrial Fibrillation
,
Equipment Failure
,
Catheter Ablation
,
Mitral Valve Insufficiency
,
Tricuspid Valve Insufficiency
,
Maze Procedure
,
Catheterization, Swan-Ganz
pp.395-398
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022140583
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双極高周波焼灼デバイスAtriCure(センチュリーメディカル、東京)を用いたメイズ手術において、肺動脈カテーテル(pulmonary artery catheter:PAC)を損傷した症例を経験した。メイズ手術ではPACではなく代用モニターによる血行動態の把握を検討し、PAC使用の際にはカテーテル先端の位置に十分に注意を払いながら心房の焼灼を行うべきである。
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