投稿論文 症例報告
ロクロニウムによるアナフィラキシーで心停止に至った1症例
桶谷 章夫
1
,
鎌田 康宏
,
佐藤 通子
1母恋日鋼記念病院 麻酔科・ペインクリニック
キーワード:
アナフィラキシー
,
Cefazolin
,
Propofol
,
顎の奇形
,
静脈麻酔
,
心停止
,
抜歯
,
過敏症-薬物
,
Rocuronium
Keyword:
Anaphylaxis
,
Anesthesia, Intravenous
,
Jaw Abnormalities
,
Heart Arrest
,
Tooth Extraction
,
Propofol
,
Rocuronium
,
Drug Hypersensitivity
,
Cefazolin
pp.392-394
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022140582
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全身麻酔導入中にアナフィラキシーショックによる心停止に至った25歳、女性の麻酔管理を経験した。プロポフォール、ロクロニウム、セファゾリンを投与したところ、高度頻脈、血圧低下、換気困難を認め、その後、無脈性電気活動に至ったため蘇生を行い集中治療室へ入室した。1日の集中治療を経て、約10日後には後遺症なく退院となった。
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