特集 ポストコロナ時代の産婦人科医療
8.遺伝医療
平沢 晃
1
A. Hirasawa
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 臨床遺伝子医療学
pp.741-744
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001780
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新型コロナウイルス感染症の拡大は医療システムを大きく変化させた。「受診したいけど受診できない患者・クライエント」と,「受診してもらいたいのに受診してもらえない医療者」が双方で模索して歩み寄ることになった。ポストコロナ時代の産婦人科遺伝診療は「変えていくべきもの」と「変えてはいけないもの」のバランスに配慮し,最新の遺伝子解析技術やオンライン診療などを導入するとともに,遺伝リテラシーの向上を通して,遺伝情報,ゲノム情報を当事者のために有効に活用することが求められる。
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