特集 周産期における生命倫理を考える
着床前遺伝学的検査
遺伝性腫瘍についてのPGT-Mについての課題 遺伝性腫瘍診療を行う医療者の立場から
平沢 晃
1
HIRASAWA Akira
1
1岡山大学学術研究院医歯薬学域臨床遺伝子医療学分野
pp.71-74
発行日 2026年1月10日
Published Date 2026/1/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002567
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はじめに
近年のがんゲノム医療の急速な普及により,遺伝性腫瘍症候群診療も新たな局面を迎えている。がん未発症の段階から自らの遺伝情報を知り,それを活用する機会が増えてきており,なかには遺伝性腫瘍症候群の病的バリアント保持者(pathogenic variant carrier)と診断された,挙児を希望する生殖年齢層も含まれている。遺伝性腫瘍症候群の病的バリアント保持者らは,自身の健康管理と同時に,挙児および遺伝に関する課題や思いを抱えている。

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