症例
多剤薬剤アレルギー既往を認める精漿アレルギー患者に対しPPOSによる調節卵巣刺激法で採卵を行い,妊娠に至った1例
伴田 美佳
1
,
瀧内 剛
1
,
髙橋 直子
1
,
髙岡 幸
1
,
三宅 達也
1
,
木村 正
1
M. Handa
1
,
T. Takiuchi
1
,
N. Takahashi
1
,
S. Takaoka
1
,
T. Miyake
1
,
T. Kimura
1
1大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学講座
pp.115-119
発行日 2021年1月1日
Published Date 2021/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001612
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精漿アレルギー(SPH)を呈する患者は,アレルギー素因を伴うことが多く,使用薬剤を個別化する必要がある。多剤薬剤アレルギー既往を認めるSPHの患者に対し,黄体ホルモンを用いた卵巣刺激法(PPOS)を選択し,アレルギー症状を認めることなく採卵に至った1例を経験したので報告する。
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