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生殖領域 GQ-33 胚および胚盤胞の評価方法は?従来の形態学的評価とTLC による評価方法の比較検討は?
湯本 啓太郎
1
,
岩田 京子
1
,
見尾 保幸
1
1ミオ・ファティリティ・クリニック,リプロダクティブセンター
pp.1569-1578
発行日 2017年10月31日
Published Date 2017/10/31
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000198
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生殖補助医療において,良好胚選別のための胚評価は必須であり,われわれの開発したhigh resolution time-lapse cinematography は,ヒト胚の動的解析を可能とし,胚発生過程における種々の新たな現象を見出し,胚培養法の改良ならびに胚発育の再評価に大きく貢献した。本稿では,われわれの動的解析により得られた情報をもとに,従来の形態学的評価法を改変した内容と,TLC を用いた評価基準について,ヒト胚の品質評価につながる知見を解説する。
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