特集 小児アトピー性皮膚炎の治療 最近のトピックス
4.長期寛解維持のためにどうするか
清益 功浩
1
1大阪府済生会中津病院小児科,免疫・アレルギーセンター
pp.23-29
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003736
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アトピー性皮膚炎はアレルギー炎症によって,特徴的な皮疹がみられる慢性疾患であるために,増悪と軽快を繰り返している.アトピー性皮膚炎の原因として,アトピー素因と皮膚のバリア機能脆弱性等に起因する皮膚を含めて,さまざまな原因があるために,対症療法が中心である.長期寛解維持するためには,悪化因子の検索と対策,外用療法・スキンケア,全身療法を含めた薬物療法をしていくことになる.軽症例では悪化因子の検索と対策,スキンケアで長期寛解維持が可能である一方,中等症,重症例になると,寛解維持療法中に皮疹の悪化を起こすことがある.経過は個人差も多く,長期寛解維持が難しいことがあるため,どうするのか考えてみたいと思う.

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