特集 小児アトピー性皮膚炎の治療 最近のトピックス
3.難治状態での新たな選択肢――生物学的製剤・JAK阻害剤(内服)
辻 百衣璃
1
,
手塚 純一郎
1
1福岡市立こども病院アレルギー・呼吸器科
pp.17-22
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003735
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アトピー性皮膚炎は増悪と寛解を繰り返すかゆみを伴う慢性の皮膚疾患であり,アトピー性皮膚炎患者は小児で約10%が罹患しているといわれている.近年アトピー性皮膚炎の病態解明,治療はめざましい進展をとげており,さまざまな新規の外用薬や全身療法薬(生物学的製剤,JAK阻害剤)が登場し,小児にも適応拡大が進んでいる.
従来の治療法では効果が得られなかった重症例に対しても全身治療の選択肢が多くなり,医師は複数ある薬剤の特性をよく理解し,適切に患者に使用する必要がある.本稿では,現在日本国内で承認されている小児アトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤,およびJAK阻害剤について,その特徴や使い分けについて解説する.

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