特集 小児アトピー性皮膚炎の治療 最近のトピックス
5.思春期・移行期の治療
堀野 智史
1
1宮城県立こども病院アレルギー科
pp.31-34
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003737
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思春期のアトピー性皮膚炎(AD)診療は,新薬登場により変革期にあるが,この時期特有のアドヒアランス低下や心理的課題への対応が不可欠である.本稿では,小児から成人への「医療の切れ目」を防ぐための成人移行支援について概説する.治療の主体を保護者から患者本人へ移譲させるプロセスや,アドヒアランス向上の工夫,多職種連携,専門医紹介のタイミングを整理する.自己管理能力を高め,患者の社会的自立を支える「育てる医療」の実践こそが,一般小児科医に求められる重要な役割である.

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