Japanese
English
特集 骨端症の現状と実際
Perthes病に対する保存治療
Conservative treatment for Legg-Calvé-Perthes disease
岡 佳伸
1
Yoshinobu OKA
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科運動器機能再生外科学,小児整形外科学部門
キーワード:
Conservative treatment
,
Legg-Calvé-Perthes disease
,
Brace
Keyword:
Conservative treatment
,
Legg-Calvé-Perthes disease
,
Brace
pp.1285-1291
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002285
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要旨:Perthes病は小児期の大腿骨近位骨端核壊死を病態とする疾患で,コンセンサスはある程度得られているものの施設により治療方針は様々である。手術療法の進歩から,特に英文誌では手術療法へのシフトが起こっているようにみえるが,self-limitedな疾患であることから海外,国内とも保存療法は未だに重要な位置を占めているといえる。Containmentと免荷という重要なコンセプトはいずれの治療においても共通するものだが,国内でも多種多様な装具療法が現在も用いられている。装具それぞれの特徴と限界を理解した上で適応するきめ細かい対応により,初めて装具療法の効果を発揮できる。
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