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特集 アスリートの腰部pain generator―謎の腰痛を攻略する最新の知見
種目別腰痛
-―ラグビー選手の腰痛―
Low back pain in Rugby player
坂根 正孝
1
,
天野 国明
2
Masataka SAKANE
1
,
Kuniaki AMANO
2
1筑波学園病院,整形外科
2つくばセントラル病院,整形外科
キーワード:
Low back pain
,
Rugby
,
Collision
Keyword:
Low back pain
,
Rugby
,
Collision
pp.1525-1529
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001492
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要旨:ラグビーは,タックル,ブレイクダウン時の強い衝突,スクラムやモールなど軸圧や回旋外力にさらされる競技であり,腰椎,腰部筋や靱帯組織に大きな負荷がかかる。また,ポジションによる特徴的な動作の繰り返しが多く,オーバーユース障害が原因となることもある。腰痛の原因となる器質的な疾患のほか,ラグビー特有の動作による誘発がないか,骨盤,股関節・下肢由来の関連腰痛等がないかを検討する必要がある。運動休止,保存療法・手術療法からのスポーツ復帰には,アスレティックリハビリテーションを担当する現場のトレーナーとの連携が重要である。
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