Japanese
English
症例
進行期乳房外Paget病に対してドセタキセルとカルボプラチンの併用療法を施行した4例
Four cases of advanced extramammary Paget disease treated with docetaxel and carboplatin
髙橋 亨太
1
,
森 智史
1
,
金井 美馬
1
,
鈴木 利宏
1
,
林 周次郎
1
,
井川 健
1
Kyota TAKAHASHI
1
,
Satoshi MORI
1
,
Miuma KANAI
1
,
Toshihiro SUZUKI
1
,
Syujiro HAYASHI
1
,
Ken IGAWA
1
1獨協医科大学医学部,皮膚科学講座(主任:井川 健教授)
キーワード:
乳房外Paget病
,
ドセタキセル
,
カルボプラチン
,
タキサン製剤
,
プラチナ製剤
Keyword:
乳房外Paget病
,
ドセタキセル
,
カルボプラチン
,
タキサン製剤
,
プラチナ製剤
pp.1395-1398
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004760
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
進行期乳房外Paget病に用いる化学療法についてはガイドライン上で明確な指標がなく,施設ごとで異なるレジメンを用いて治療がなされているのが現状である。当科においては進行期の乳房外Paget病に対して,ドセタキセルとカルボプラチンの併用による化学療法(DC療法)を選択し,治療にあたっている。当科で過去5年間にDC療法を開始し,現在も継続している4例について,3例はpartial response,1例はstable disease~progressive diseaseと良好な経過を得られ,今後の化学療法の参考になることを期待し,報告した。
Copyright © 2024, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.