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セフォチアム塩酸塩の静脈内投与によるアナフィラキシーショックの1例
Anaphylactic shock due to intravenous cefotiam hydrochloride
遠藤 瑠璃子
1
,
神﨑 美玲
1
,
福井 大治郎
2
,
村上 智哉
3
Ruriko ENDO
1
,
Mirei KANZAKI
1
,
Daijiro FUKUI
2
,
Tomoya MURAKAMI
3
1水戸済生会総合病院,皮膚科(主任:神﨑美玲主任部長)
2同,救急科
3同,眼科
キーワード:
セフォチアム塩酸塩
,
セフェム系抗菌薬
,
アナフィラキシー
,
接触蕁麻疹
,
静脈内投与
Keyword:
セフォチアム塩酸塩
,
セフェム系抗菌薬
,
アナフィラキシー
,
接触蕁麻疹
,
静脈内投与
pp.1602-1603
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002864
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現病歴 マルファン症候群に伴う水晶体脱臼に対し,眼科手術が予定されていた。術前にセフォチアム塩酸塩の点滴投与を受けたところ,直後より口腔内の違和感,呼吸困難感,腹痛が出現した。収縮期血圧90mmHg程度,心拍数130回/分で末梢冷感が著明であり,アナフィラキシーショックとして加療されたのち,精査のため当科を紹介受診した。
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