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フキノトウによるアナフィラキシーの1例
Anaphylaxis due to Japanese butterbur scape
遠藤 瑠璃子
1
,
神﨑 美玲
1
,
藤沼 俊介
2
Ruriko ENDO
1
,
Mirei KANZAKI
1
,
Shunsuke FUJINUMA
2
1水戸済生会総合病院,皮膚科(主任:神﨑美玲部長)
2同,循環器内科
キーワード:
フキノトウ
,
アナフィラキシー
,
キク科
,
花粉
Keyword:
フキノトウ
,
アナフィラキシー
,
キク科
,
花粉
pp.410-411
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002456
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現病歴 夕食に天ぷら(フキノトウ,ヨモギ),エビ・イカ・ちくわのかき揚げ,マッシュルームのアヒージョを摂取した。約30分後に顔面,上腕,体幹に瘙痒と膨疹が出現し,2時間後には軽度の呼吸困難感と下痢を伴うようになったため,当院救急外来を受診した(図1)。アナフィラキシーとして加療され症状は軽快したが,精査のため翌日当科を紹介受診した。
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