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エペリゾン塩酸塩によるアナフィラキシーの1例
Anaphylaxis due to eperisone hydrochloride
澤幡 望
1
,
遠藤 瑠璃子
1
,
神﨑 美玲
1
Nozomi SAWAHATA
1
,
Ruriko ENDO
1
,
Mirei KANZAKI
1
1水戸済生会総合病院,皮膚科(主任:神﨑美玲主任部長)
キーワード:
エペリゾン塩酸塩
,
アナフィラキシー
,
プリックテスト
,
内服誘発試験
Keyword:
エペリゾン塩酸塩
,
アナフィラキシー
,
プリックテスト
,
内服誘発試験
pp.294-295
発行日 2022年2月1日
Published Date 2022/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000003120
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現病歴 朝から頭痛と肩こりの症状があり,昼食に冷凍エビピラフを摂取後,手持ちのロキソプロフェンナトリウム(60mg)とエペリゾン塩酸塩(50mg)を内服した。1時間後に頸部の痒みと紅斑が出現し,次第に四肢へと拡大して呼吸困難感を伴うようになった。ルパタジンフマル酸塩を内服したが,症状が持続するため救急外来を受診した。アナフィラキシーとして加療された後,翌日,精査のため当科を紹介受診した。
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