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エペリゾン塩酸塩によるアナフィラキシーの1例
Anaphylaxis due to Eperisone Hydrochloride
神﨑 美玲
1
,
禾 紀子
2
Mirei KANZAKI
1
,
Noriko NOGI
2
1水戸済生会総合病院,皮膚科,主任部長
2西山堂慶和病院,皮膚科,那珂市
キーワード:
エペリゾン塩酸塩
,
アナフィラキシー
,
プリックテスト
,
内服誘発試験
Keyword:
エペリゾン塩酸塩
,
アナフィラキシー
,
プリックテスト
,
内服誘発試験
pp.252-253
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000001816
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現病歴 1カ月前,野菜うどん,小女子(イカナゴの稚魚)とクルミの佃煮を摂取後,1時間ほどで膨疹と呼吸苦が出現して近医で加療された。その後も食後に同様の症状が頻発し,1カ月間に合計5回アナフィラキシーを発症した。2回目以降のエピソードにおいて,直前に摂取していた食物は,ミックスナッツ,クルミと小魚のおつまみ,アーモンドチョコレート,ツナサンド,ピザなどであった。小麦やナッツ類によるアナフィラキシーを疑われ,原因精査目的に当科を紹介受診した。
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