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ウサギによるアナフィラキシーの1例
Anaphylaxis due to house rabbit
神﨑 美玲
1
,
楢橋 和真
2
,
遠藤 浩志
2
Mirei KANZAKI
1
,
Kazuma NARAHASHI
2
,
Hiroshi ENDO
2
1水戸済生会総合病院,皮膚科,主任部長
2同,救急科
キーワード:
ウサギ
,
ペット
,
アレルギー
,
アナフィラキシー
,
経気道感作
Keyword:
ウサギ
,
ペット
,
アレルギー
,
アナフィラキシー
,
経気道感作
pp.1600-1601
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002863
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現病歴 半年前に出産し,2週間前より夫の実家で小売業の手伝いをしていた。2,3日前より,部屋でしばしば咳き込むようになった。ウサギの爪切りをしていたところ,5分ほどで眼・鼻の痒み,咳嗽,呼吸困難感を自覚し,尿失禁をきたして当院へ救急搬送された。血圧低下や意識障害はなかったが,呼吸苦,嗄声がみられ,SpO2 94%(room air)と低値であった。アナフィラキシーとしてアドレナリン0.5mg筋注などの治療を受けて症状が改善したのち,精査のため翌日当科を紹介受診した。
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