疾患別• 知っておきたい皮膚科の検査とその評価法
21 全身性強皮症
濱口 儒人
1
1金沢大学医薬保健研究域医学系,皮膚分子病態学
キーワード:
全身性強皮症
,
自己抗体
,
蛍光抗体間接法
,
enzyme-linked immunosorbent assay
Keyword:
全身性強皮症
,
自己抗体
,
蛍光抗体間接法
,
enzyme-linked immunosorbent assay
pp.867-874
発行日 2017年5月31日
Published Date 2017/5/31
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000304
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全身性強皮症(SSc)における代表的な自己抗体は抗セントロメア抗体,抗トポイソメラーゼⅠ抗体,抗RNA ポリメラーゼ抗体の3 つであるが,それ以外にも抗U3RNP 抗体や抗Th/To 抗体を含め10 種類以上の自己抗体が報告されている。SSc でみられる自己抗体は特徴的な臨床像と関連しているため,SSc の診療において自己抗体を同定することは重要である。
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