特集 変形性股関節症に対する関節温存手術の現状と将来展望
JHEQ(日本整形外科学会股関節疾患評価質問票)を用いた関節温存手術の患者評価
兼氏 歩
1
1金沢医科大学 整形外科学
キーワード:
質問紙法
,
医学会
,
関節疾患
,
股関節
,
精神保健
,
動作
,
疼痛
,
疼痛測定
,
結果再現性
,
治療成績
,
整形外科学
,
視覚アナログ尺度
,
症状評価
,
患者報告アウトカムの判定
Keyword:
Patient Reported Outcome Measures
,
Joint Diseases
,
Hip Joint
,
Mental Health
,
Movement
,
Orthopedics
,
Pain Measurement
,
Pain
,
Societies, Medical
,
Reproducibility of Results
,
Treatment Outcome
,
Symptom Assessment
,
Visual Analog Scale
pp.920-928
発行日 2017年9月19日
Published Date 2017/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2017374381
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はじめに
JHEQはJapanese Orthopaedic Association Hip- Disease Evaluation Questionnaireの頭文字を取った もので,日本語では日本整形外科学会股関節疾患評 価質問票である。日本整形外科学会が各担当学会に 依頼した患者立脚型評価基準の1つに位置付けられ, 日本股関節学会が作成を担当した。日本股関節学会 員を中心とした24施設の先生方により,日本整形外 科学会診断・評価等基準委員会股関節疾患小委員会 が組織され,股関節疾患に対する患者立脚型の股関 節症特異的尺度として作成された1)。 現在,JHEQは日本整形外科学会ホームページ や日本股関節学会のホームページからダウンロー ド可能である2),(3) 図1)。
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