経験と考察
腰・下肢痛に対するリマプロストアルファデクスの生活の質改善効果
中村 正生
1
1美濃市立美濃病院 整形外科
キーワード:
質問紙法
,
下肢
,
MRI
,
生活の質
,
脊柱管狭窄
,
疼痛
,
疼痛測定
,
経口投与
,
腰痛
,
臨床試験
,
治療成績
,
Limaprost
,
視覚アナログ尺度
Keyword:
Administration, Oral
,
Clinical Trials as Topic
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Pain
,
Pain Measurement
,
Quality of Life
,
Surveys and Questionnaires
,
Spinal Stenosis
,
Treatment Outcome
,
Low Back Pain
,
Lower Extremity
,
Visual Analog Scale
,
Limaprost
pp.614-620
発行日 2014年7月1日
Published Date 2014/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2014367650
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腰部脊柱管狭窄症に対し経口リマプロストアルファデクス製剤を投与した40例を対象に、日本語版Roland-Morris問診票システム(JRMDQ)、JOAスコア、腰痛および下肢痛に対するVAS、跛行出現距離の計5種の尺度を1枚に併記した問診票を配布し、投与開始時、投与後4週・8週・12週に各々回収した。その結果、JRMDQの総点、JRMDQの13/24項目、JOAスコアの総点、JOAスコアの自覚症状・ADL・他覚症状、腰痛および下肢痛に対するVAS、跛行出現距離が投与後12週までに有意に改善した。なお、起立動作・姿勢保持は間欠跛行に先行して改善していた。
©Nankodo Co., Ltd., 2014