Japanese
English
経験と考察
テーパーウェッジ型ステムの術中・周術期骨折の危険因子
Risk factor of intraoperative fracuture of taper wedge stem
増井 文昭
1
,
齊藤 雅人
1
,
大塚 貴
1
,
中村 俊貴
1
,
磧本 宏信
1
,
尾立 和彦
1
,
為貝 秀明
1
F. Masui
1
,
M. Saito
1
,
T. Otsuka
1
,
T. Nakamura
1
,
H. Sekimoto
1
,
K. Odachi
1
,
H. Tamegai
1
1千葉西総合病院整形外科・関節外科センター
1Dept. of Orthop. Surg. and Joint Reconstruction Center, Chibanishi General Hospital, Matsudo
キーワード:
taper wedge
,
stem
,
fracture
Keyword:
taper wedge
,
stem
,
fracture
pp.418-422
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei73_418
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は じ め に
テーパーウェッジ型ステムは,大腿骨近位部骨組織を温存し術後骨萎縮をおさえる目的で開発された近位固定型ステムである.当科でも本ステムを使用し,年間約80例の人工骨頭置換術を施行しているが,過去10年間で入院中のインプラント周囲骨折により追加手術を施行したことはなかった.本研究では,術後リハビリテーション中にインプラント周囲骨折が2例に認められ,本ステムの術中・周術期骨折リスクについて検討を行った.
© Nankodo Co., Ltd., 2022