Japanese
English
特集 炎症性腸疾患治療における外科と内科の接点
5.Crohn病に対する腸管切除後のフォローアップと治療
Postoperative treatment strategy for Crohn’s disease
渡辺 和宏
1
,
大沼 忍
1
,
神山 篤史
1
,
唐澤 秀明
1
,
亀井 尚
1
,
海野 倫明
1
K. Watanabe
1
,
S. Ohnuma
1
,
A. Kohyama
1
,
H. Karasawa
1
,
T. Kamei
1
,
M. Unno
1
1東北大学消化器外科
キーワード:
Crohn病
,
術後再発
,
生物学的製剤
,
便中カルプロテクチン
,
ロイシンリッチα2グリコプロテイン
Keyword:
Crohn病
,
術後再発
,
生物学的製剤
,
便中カルプロテクチン
,
ロイシンリッチα2グリコプロテイン
pp.1044-1048
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_1044
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Crohn病の再手術率はいまだに高率であるが,近年の研究によって再発危険因子や各種治療薬の再発予防効果がより明確になってきている.また,画像検査モダリティの進歩や新規バイオマーカーの登場によって,より早期の段階で再発を診断できるようになってきている.再発リスクに応じた治療選択,適切なモニタリングによる早期の再発診断,および治療薬の適切な調整が,再手術の予防には重要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2022