炎症性腸疾患 最近の動向
Crohn病 Crohn病の外科治療 腸管病変切除における機能的端々吻合法
荒木 俊光
1
,
内田 恵一
,
楠 正人
1三重大学 消化管・小児外科
キーワード:
Crohn病
,
ドレナージ
,
開腹術
,
鉗子
,
外科用ステープラー
,
消化器外科
,
縫合法
,
腸吻合術
,
腹部CT
Keyword:
Crohn Disease
,
Drainage
,
Laparotomy
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Surgical Staplers
,
Suture Techniques
pp.1551-1557
発行日 2009年12月1日
Published Date 2009/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010040854
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Crohn病の腸管病変における外科治療では、合併症の発生と手術的再発の抑制という二つを満足させる術式が求められる。これらの点において腸管病変切除を施行する際に機能的端々吻合による再建法は理にかなった方法であり、良好な成績が報告されている。本稿では、機能的端々吻合の成立ちと注意点を含めた実際の手技を紹介する。
©Nankodo Co., Ltd., 2009