Japanese
English
特集 消化器ステント術のすべて
II. 臓器別各論
4. 胆・膵
1)胆道・膵管狭窄に対するさまざまな内視鏡的ステント留置術
Endoscopic stent placement for biliary and pancreatic strictures
佐藤 達也
1
,
中井 陽介
1
,
小池 和彦
1
T. Sato
1
,
Y. Nakai
1
,
K. Koike
1
1東京大学消化器内科
キーワード:
ERCP
,
胆管ステント
,
膵管ステント
,
金属ステント
Keyword:
ERCP
,
胆管ステント
,
膵管ステント
,
金属ステント
pp.907-916
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_907
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
さまざまな胆道閉塞,膵管狭窄に対して内視鏡的ステント留置術が第一選択治療となっている.病態(良性,悪性)や狭窄部位に応じてドレナージ戦略が異なり,プラスチックステントや金属ステントを使い分けて治療を行う.従来の内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)に加えてバルーン内視鏡下ERCPや超音波内視鏡ガイド下ドレナージなどの新しい治療法が登場し,内視鏡治療の適応範囲が拡大している.各治療手技の長所・短所を理解した治療選択が必要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2021