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特集 胆道癌外科切除—再発防止のストラテジー
術前戦略
術前胆道ドレナージ術
Preoperative biliary drainage for cholangiocarcinoma;Which approach or stent should be selected?
河上 洋
1
,
桒谷 将城
1
,
川久保 和道
1
,
阿部 容子
1
,
川畑 修平
1
,
久保 公利
1
,
久保田 良政
1
,
坂本 直哉
1
Hiroshi KAWAKAMI
1
1北海道大学病院消化器内科
pp.6-11
発行日 2015年1月20日
Published Date 2015/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210599
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【ポイント】
◆急性胆管炎の有無で緊急胆道ドレナージ術の必要性が決定する.
◆胆管癌の発生部位により,最適な術前胆道ドレナージ術の種類を使い分ける必要がある.
◆遠位胆管癌の場合は,プラスチックステントを用いた内瘻術が基本となる.術前待機期間が長期間の場合は,メタリックステントの留置も考慮する.
◆肝門部領域胆管癌の場合は,原則として,片側肝葉(残存予定肝)のみの内視鏡的経鼻胆道ドレナージ術で対応する.
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