Japanese
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特集 進行直腸癌のベストプラクティス
II. 各論
4.原発癌に対する骨盤内臓全摘術の適応と成績
Pelvic exenterations for primary advanced rectal cancer;indication and outcomes
池田 正孝
1
,
木村 慶
1
,
安原 美千子
1
,
馬場谷 彰仁
1
,
片岡 幸三
1
,
別府 直仁
1
,
内野 基
1
,
池内 浩基
1
M. Ikeda
1
,
K. Kimura
1
,
M. Yasuhara
1
,
A. Babaya
1
,
K. Kataoka
1
,
N. Beppu
1
,
M. Uchino
1
,
H. Ikeuchi
1
1兵庫医科大学
キーワード:
局所進行直腸癌
,
他臓器浸潤直腸癌
,
骨盤内臓全摘術
,
拡大手術
Keyword:
局所進行直腸癌
,
他臓器浸潤直腸癌
,
骨盤内臓全摘術
,
拡大手術
pp.736-741
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_736
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他臓器浸潤直腸癌は,骨盤内臓全摘術(TPE)で局所根治可能な症例がある.最近はTPEをはじめとする積極的な他臓器合併切除にて治療成績が向上している.また,TPEは非常に大きな侵襲の手術であるが術後合併症発症率も低下傾向にあり,より安全に治療ができるようになっている.予後因子は切除断端陽性,リンパ節転移陽性であり,術前の画像評価に基づいたR0切除をめざした積極的な切除を行う必要がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2020