Japanese
English
特集 消化器疾患に対する縮小手術の可能性
6.直腸カルチノイドにおける縮小手術(内視鏡治療を含む)
Minimum invasive surgery for rectal carcinoid
別府 直仁
1
,
宋 智享
1
,
竹中 雄也
1
,
木村 慶
1
,
馬場谷 彰仁
1
,
安原 美千子
1
,
片岡 幸三
1
,
池田 正孝
1
,
森下 大輔
1
,
三輪 洋人
1
N. Beppu
1
,
J. Song
1
,
Y. Takenaka
1
,
K. Kimura
1
,
A. Babaya
1
,
M. Yasuhara
1
,
K. Kataoka
1
,
M. Ikeda
1
,
D. Morishita
1
,
H. Miwa
1
1兵庫医科大学
キーワード:
直腸カルチノイド
,
縮小手術
Keyword:
直腸カルチノイド
,
縮小手術
pp.1323-1328
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1323
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
直腸カルチノイドの治療は,局所切除術と,リンパ節郭清を伴う直腸切除術に分かれ,その判断はリンパ節転移の頻度によって規定されている.その中で腫瘍径は重要な因子ではあるが,日本と米国で腫瘍径別にリンパ節転移の頻度を比較しても,日本はリンパ節転移が高率である.そのため,現在ガイドラインで規定されている縮小手術をさらに広げるためには本邦独自の検討が必要となり,今後さらなる知見の集積がまたれる.
© Nankodo Co., Ltd., 2020