Japanese
English
特集 消化器疾患に対する機能温存・再建手術
II. 下部消化管領域
4. 排便機能を温存する大腸全摘術の再建法
Restorative proctocolectomy with ileal pouch anal or anal canal anastomosis
小金井 一隆
1
,
辰巳 健志
1
,
二木 了
1
,
黒木 博介
1
,
中尾 詠一
1
,
杉田 昭
1
K. Koganei
1
,
K. Tatsumi
1
,
R. Futatsuki
1
,
H. Kuroki
1
,
E. Nakao
1
,
A. Sugita
1
1横浜市立市民病院炎症性腸疾患科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
家族性大腸腺腫症
,
大腸全摘術
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
家族性大腸腺腫症
,
大腸全摘術
pp.468-473
発行日 2019年4月25日
Published Date 2019/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_468
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潰瘍性大腸炎と家族性大腸腺腫症に対する標準的外科治療は,大腸全摘術である.大腸は水分吸収と便の貯留を担う器官であり,全摘術ではこれらの機能を失う.また,排便機能が低下ないし,喪失する可能性がある.本稿ではこれらを補う術式としての再建法について述べる.
© Nankodo Co., Ltd., 2019