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特集 若手外科医必携!—緊急手術の適応と術式
疾患別の対処法
潰瘍性大腸炎/クローン病に対する緊急手術
Emergency operation for ulcerative colitis and Crohn's disease
小金井 一隆
1
,
辰巳 健志
1
,
二木 了
1
,
黒木 博介
1
,
中尾 詠一
1
,
小原 尚
1
,
杉田 昭
1
Kazutaka KOGANEI
1
1横浜市立市民病院炎症性腸疾患科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
クローン病
,
緊急手術
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
クローン病
,
緊急手術
pp.845-851
発行日 2020年7月20日
Published Date 2020/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212996
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【ポイント】
◆潰瘍性大腸炎の重症あるいは劇症例では早期から内科医と連携をとり,手術適応を的確に判断する.
◆高齢潰瘍性大腸炎症例では緊急手術の適応は非高齢者より早期に判断する.
◆潰瘍性大腸炎緊急手術では基本的には結腸(亜)全摘,回腸人工肛門造設,S状結腸粘液瘻造設か,Hartmann手術を選択する.
◆クローン病では,緊急手術時も可及的に腸管を温存し,状態により吻合を行わず,人工肛門造設を選択する.
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