Japanese
English
特集 肝胆膵領域における低侵襲手術
2.腹腔鏡下肝切除の工夫―正確な系統的切除
Laparoscopic anatomical liver segmentectomy using ICG fluorescence imaging
青木 武士
1
,
藤森 聰
1
,
古泉 友丈
1
,
齊藤 和彦
1
,
山崎 達哉
1
,
平井 隆仁
1
,
冨岡 幸大
1
,
柴田 英貴
1
,
和田 友祐
1
,
箱崎 智樹
1
,
田代 良彦
1
,
野垣 航二
1
,
松田 和広
1
,
草野 智一
1
,
三田村 圭太郎
1
,
小池 礼子
1
,
榎並 延太
1
,
五藤 哲
1
,
大塚 耕司
1
,
渡辺 誠
1
,
村上 雅彦
1
T. Aoki
1
,
A. Fujimori
1
,
T. Koizumi
1
,
K. Saitou
1
,
T. Yamazaki
1
,
T. Hirai
1
,
K. Tomioka
1
,
H. Shibata
1
,
Y. Wada
1
,
T. Hakozaki
1
,
Y. Tashiro
1
,
K. Nogaki
1
,
K. Matsuda
1
,
T. Kusano
1
,
K. Mitamura
1
,
R. Koike
1
,
Y. Enami
1
,
S. Goto
1
,
K. Otsuka
1
,
M. Watanabe
1
,
M. Murakami
1
1昭和大学消化器一般外科
キーワード:
腹腔鏡下肝切除
,
系統的切除
,
ICG蛍光法
,
術中ナビゲーション
Keyword:
腹腔鏡下肝切除
,
系統的切除
,
ICG蛍光法
,
術中ナビゲーション
pp.1211-1218
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_1211
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
腹腔鏡下系統的肝切除を正確に施行するうえで,インドシアニングリーン(ICG)蛍光法は肝区域を同定する有用な手術支援となる.ICG蛍光法を用いた肝区域同定法には,positive staining法とnegative staining法がある.各法で染色された蛍光領域境界に沿って肝実質を離断することで,三次元的に精緻な系統的肝切除を行うことが可能となる.筆者らは開腹手術と同様にpositive staining法を腹腔鏡下に応用する試みをしてきた.本稿ではICG蛍光法を用いた腹腔鏡下系統的肝切除の工夫について解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019