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特集 手術に役立つ蛍光法のすべて
IV. 肝胆膵
1.腹腔鏡下胆囊摘出術におけるインドシアニングリーン蛍光胆道造影法―国内外の現状
Intraoperative cholangiography with indocyanine green fluorescence imaging for laparoscopic cholecystectomy:current situation in Japan and overseas
冨岡 幸大
1
,
青木 武士
1
,
草野 智一
1
,
松田 和広
1
,
野垣 航二
1
,
田代 良彦
1
,
和田 友祐
1
,
柴田 英貴
1
,
平井 隆仁
1
,
山崎 達哉
1
,
山崎 公靖
1
,
渡辺 誠
1
K. Tomioka
1
,
T. Aoki
1
,
T. Kusano
1
,
K. Matsuda
1
,
K. Nogaki
1
,
Y. Tashiro
1
,
Y. Wada
1
,
H. Shibata
1
,
T. Hirai
1
,
T. Yamazaki
1
,
K. Yamazaki
1
,
M. Watanabe
1
1昭和大学消化器・一般外科
キーワード:
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
インドシアニングリーン蛍光法
,
術中胆道造影
Keyword:
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
インドシアニングリーン蛍光法
,
術中胆道造影
pp.1271-1276
発行日 2022年11月1日
Published Date 2022/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_1271
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腹腔鏡下胆囊摘出術は世界でもっとも広く安全に施行されている術式であるが,術中胆管損傷の報告は少なくない.近年,術中胆道造影法の一つとしてインドシアニングリーン(ICG)蛍光法を用いたリアルタイムナビゲーションが普及している.ICG投与法には間接法として静脈注射法が,直接法として胆囊穿刺法などがあるが,至適投与量や時期はいまだにコンセンサスが得られていない.本稿ではICG蛍光法を用いた胆道造影の特徴と国内外での現状,今後の課題のほか,国内外で用いられているLap-CにおけるICG蛍光胆道造影法の現状と今後の展望について概説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2022