Japanese
English
特集 内視鏡手術からみえる新しい解剖学
III. 肝胆膵
4.腹腔鏡下蛍光イメージングを用いた肝区域染色の工夫
Laparoscopic anatomical liver resection guided by indocyanine green fluorescence imaging
松田 和広
1
,
青木 武士
1
,
草野 智一
1
,
藤森 聰
1
,
田代 良彦
1
,
冨岡 幸大
1
K. Matsuda
1
,
T. Aoki
1
,
T. Kusano
1
,
A. Fujimori
1
,
Y. Tashiro
1
,
K. Tomioka
1
1昭和大学消化器・一般外科
キーワード:
ICG蛍光法
,
腹腔鏡下肝切除
,
術中ナビゲーション
Keyword:
ICG蛍光法
,
腹腔鏡下肝切除
,
術中ナビゲーション
pp.535-540
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_535
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インドシアニングリーン(ICG)蛍光法は3次元的な肝区域境界を明瞭に描出し,術前シミュレーションに基づく手術計画を正確に実行するための術中ナビゲーションとして有用である.しかしながら,腹腔鏡手術環境において,開腹手術同様にICG蛍光法を用いることは技術的難易度が高く,解決すべき課題を有する.本稿では,ICG蛍光法を用いた腹腔鏡下肝区域イメージングについて,特に担癌門脈枝穿刺を簡便に施行するための工夫を中心に概説した.
© Nankodo Co., Ltd., 2022