発行日 2004年4月25日
Published Date 2004/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2004208741
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
頸部脊柱管拡大術(拡大術)施行後1年以上経過観察が可能であった62例(頸椎症性脊髄症(CSM)32例,頸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)30例)の成績を,retrospectiveに検討した.その結果,伸展機能に有意差はみられなかったが,重度障害例をOPLLのみ4例認め,屈曲機能はOPLLで有意に不良であった.術後のC1径はCSM,OPLL共に減少したが,OPLLの方が有意に減少していた.髄長差+2mm以上(術後増加)は6例で,内5例は直線型OPLLであり,改善率は2mm以上の群の方が未満の群より有意に不良であった
©Nankodo Co., Ltd., 2004